ラズパイ3をLAN経由でセットアップしみてる
やりたいこと
- ラズパイをディスプレイとキーボードを別途用意しないでセットアップしたかった。
用意したもの
- Raspberry Pi 3(element14版)
- microSDカードとアダプタ(TG032G0MC28A)
- 電源(Gomassの4+1ポートUSB3.0ハブ:充電ポートが5V2.4Aの出力)
- ルーター(WG2600HP2)
- LANケーブル
- ノートパソコン(windows10)
1. ラズパイ用メディアの作成
- Raspberry PiのサイトからOSのイメージファイル(2017-11-29-raspbian-stretch.img)をダウンロードする。 https://www.raspberrypi.org/downloads/
- DD for Windowsをシリコンリナックスのサイトからダウンロードする。 http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows
- DD for Windowsを管理者権限で実行する。
- "ディスクの選択"から書き込み先のSDカードを選択する。
- "ファイル選択"からダウンロードしてきたOSのイメージファイルを選択する。(ファイルの選択をAll files変えると選択できるようになる)
- 書き込みを実行する。(警告のダイアログはすべて"はい"を選択)
- 書き込み完了後、フォーマットしますか?とダイアログが出た場合はキャンセルする。
- 書き込みしたSDカードのトップに"ssh"という名前のファイルを作成する。
2. Raspberry Pi の起動
- ラズパイにSDカードを挿入し、ルーターとLANケーブルで接続する。
- ラズパイと電源を接続する。
3. パソコンからRaspberry Pi にssh経由で接続する
- TeraTermをダウンロードしてインストールする。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se320973.html
- advanced ip scannerをダウンロードしてポータブルバージョンで起動する。 http://www.advanced-ip-scanner.com/jp/
- advanced ip scannerでスキャンを実行する。 左端のアイコンが青色表示かつ製造社が"Raspberry Pi Foundation"となっている行のIPアドレスを確認する。
- TeraTermを起動して、HOSTの項目に"pi@[3.で確認したIPアドレス]"を入力して"OK"ボタンを押す(security warningが表示されたときは"continue"を選択する)
- passphraseに"raspberry"と入力して"OK"ボタンを押す。
pi@raspberrypi:~ $
とteratermのターミナル上に表示されていれば、起動したラズパイに接続できている
ということで、おしまい。
Qt5でhello
前回、ターミナルからqtcreatorの起動までやった。
けど、そこから先がわからなくてQt本買ってみた。
1.helloがしたい
目標:タイトルバーに"hello"と出して"終了"ボタンで終了するアプリケーション。
まずは"hello"と言う名前のディレクトリを作って、中に"main.cpp"を作る。
$ mkdir hello $ cd hello $ touch main.cpp
作ったmain.cppの中身を本を参考に書く。
//main.cpp #include<QApplication> #include<QLabel> #include<QPushButton> int main(int argc, char *argv[]) { QApplicationapp(argc, argv); QLabel *label = newQLabel("hello"); QPushButton *button = newQPushButton("終了"); QObject::connect(button, SIGNAL(clicked()), &app, SLOT(quit())); label->show(); button->show(); return app.exec(); }
2.qmakeが通らない
hello内にプロジェクトを作ろうとした。
$ qmake --project
すると
qmake: could not exec '/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt4/bin/qmake': No such file or directory
とそんなものないと怒られた。
3.プロジェクトファイルを作れるようにする
必要なパッケージが無いようなので入れる。
$ sudo apt install -y qt5-qmake qt5-default
パッケージを導入してからqmake --project すると、hello.proが無事できた。
4.makeが通らない
プロジェクトファイルが無事できたので、Makefileを作る。
$ qmake hello.pro
これでMakefileができるのでmakeする。
$ make
すると
main.cpp:1:23: fatal error: QApplication: そのようなファイルやディレクトリはありません
とまたもやそんなものないと怒られた。
4.makeできるようにする
参考にした本はQt4。使おうとしている環境はQt5。
という事でQt5向けに変更する。
//main.cpp #include<QtWidgets/QApplication> //Qt4では#include<QApplication>
ただ、このままビルドしても
main.cpp:2:17: fatal error: QLabel: そのようなファイルやディレクトリはありません
とさっきとは異なるものが無いと怒られる。
なので今度はプロジェクトファイルもQt5向けにも変更する。
//hello.pro QT+=widgets //これをプロジェクトファイルの末尾に追記
これでようやっとmakeが通った。
5.helloする
makeすると"hello"と言う実行ファイルができるので、実行する。
$ ./hello
"hello"が見つからない。
と思ったが、ウィンドウを右に伸ばしたら無事出てきた。
ということで、おしまい。
windows on ubuntu on Qt5を始めてみた
まずはプライバシーポリシーを書いてみると言ったが嘘だ。 (ただ、そのうち調べて書く。)
何故か唐突にGUIを作ってみたくなったのでQt使ってみる。
とりあえずインストールしてqtcreatorの起動まで。
1.やってみた環境
windows10 64bit上で起動した、virtualbox 5.1.22上のubuntu 16.04 LTS
2.とりあえずインストーラーを落としてくる
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行。
ダウンロード完了を待つ。
$ wget http://download.qt.io/official_releases/qt/5.10/5.10.0/qt-opensource-linux-x64-5.10.0.run
3.インストールする
続いてインストーラーに実行権限を与えて、インストールを実行する。
$ chmod +x qt-opensource-linux-x64-5.10.0.run $ ./qt-opensource-linux-x64-5.10.0.run
- ユーザーアカウントは作らなかった
- インストール対象としたコンポーネントは、後々どれ使うかわからなかったので全て
3.インストールする
他にインストールが必要なものをインストールする(C++のコンパイラ、汎用フォント設定ライブラリ、OpenGLのライブラリ、追加パッケージ)
$ sudo apt-get install -y build-essential libfontconfig1 mesa-common-dev libglu1-mesa-dev
4.ターミナルからqtcreatorを起動できるようにする
パスを通して、設定を反映する。
$ echo 'export PATH="[Qtをインストールしたディレクトリまでのパス]/Tools/QtCreator/bin/:$PATH"' >> ~/.profile $ source ~/.profile
ターミナルからの起動は
$ qtcreator